1949-04-16 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
○三田參考人 私やはり自治労連の副委員長の三田であります。 地方財政の問題につきましては、過日予算委員会の公聽会の席上で一應触れておいたのですが、まず今度の地方財政は、今委員長から申し上げました通り、政府が均衡予算をとる。もちろんわれわれとしては均衡予算そのものには賛成なんですが、具体的にどういう方策でやるかということを少しも政府は考えていない。均衡予算をとるために中央財政を黒字にした。そのために
○三田參考人 私やはり自治労連の副委員長の三田であります。 地方財政の問題につきましては、過日予算委員会の公聽会の席上で一應触れておいたのですが、まず今度の地方財政は、今委員長から申し上げました通り、政府が均衡予算をとる。もちろんわれわれとしては均衡予算そのものには賛成なんですが、具体的にどういう方策でやるかということを少しも政府は考えていない。均衡予算をとるために中央財政を黒字にした。そのために
○公述人(三田朝丸君) 私はこの昭和二十四年度の予算につきまして次の二点から反対いたすのであります。 その第一点は、先ず第一番にその予算の内容そのものは労働者、勤労市民、中小事業者或いは中小農民、これらの犠牲を要求する、こういうような建前になつておる予算であるので反対する。その第二点は、今まで余り論議されていないようでしたが、地方自治体を強度に圧迫する。そうしてこれを崩壊せしめるような内容を持つ予算
○証人(三田朝丸君) ついもう一分ですから……。地方財政法の中で我々として重大な点は、地方財政委員会の意見を聽くということが、地方財政法の中に一ケ條あるだけで、その他については政令で決めるとか、或いは法令で決めるとかいうようなことでありまして、我々として少くとも地方財政の建前からいたしまして、その條項を各條に挿入すべきであると考えております。 次に、國費と地方費の負担区分でありますが、これはここに
○証人(三田朝丸君) 証言いたします前に、私共の労働組合は全國の自治團体の從業員で組織されている労働組合でありまして、日本における一切の都道府縣市町村、町村の方は全部でありませんが、大体これも四〇%程度入つております。そういうふうな自治團体の労働者の組合の役員であります。只今まで各証人の方から地方財政の窮乏等についていろいろと御意見がありました。全く現在の地方財政というものは窮乏その極に達しているのであります